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第二十六編 後編 [装甲悪鬼村正 魔界編(感想)]

先月の装甲悪鬼村正 魔界編

第二十六編 後編の感想です。

 


◆指先(さっせん)かっ!

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指先とは、対手の斬撃を横に捌きながら突きを放つという、実在する二天一流の技だそうです。

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≪頚部損傷!!御堂、戦域からの離脱を!≫

恐るべきはその技の鋭さでしょうか。
野太刀の一撃を左の刃で苦も無く捌き、右の刃で突きを放つ武蔵さん。
懐に入られては長大な野太刀では対処出来るはずもなく、湊斗さんは咄嗟に太刀(もしくは脇差?)を引き抜いて突きを防ごうとしますが、防ぐどころか逆に刀身を砕かれ、危うく顔面を串刺しにされるところでした。

≪このままじゃ御堂の熱量が枯渇するより先に──────御堂!!≫

やはり熱量の回復は十分では無いようで。
うーん。復活を遂げた親統坊との連戦も有り得るか?とも思っていましたが、これはもう後一発電磁抜刀を使ったら即フリーズしそうな勢いかもしれません…。正真正銘、これがラストバトルなのでしょうか?それとも?

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「以前の俺であればそうも考えたろう。だがこの武を布くに至るには、如何なる敵であれども退くなど──────」
≪一八〇度上方!≫
「罷りならぬ!」


撤退を進言する村正ですが、湊斗さんはこれは拒否。
ゲームでの第二編の折には、月山の陰義を攻略出来ず一度は撤退を選んだ湊斗さんですが、今はもうかつての湊斗さんとは歩んでいる道が違います。
武帝を目指す湊斗さんは、状況、敵に関わらず、もはや退くという方法を選択をする気は無いようです。

この愚直さを馬鹿馬鹿しいと言うことも出来るかもしれません。
しかし馬鹿と言うなら、そもそも湊斗さんと村正が成し遂げようとしている事の方が遥に非現実的かつ馬鹿馬鹿しいわけで。その途方も無い道の困難さを思えば、武者とのたかが連戦ごときで、そして、たかがこの身一つが満身創痍であること程度で、賢しくも撤退を選んで何を為せるというのか。眼前に立ち塞がる敵はただ一騎。それすら蹴散らせずに武を布くなど笑止千万…もしかするとそんな思いなのかもしれません。

装甲悪鬼村正 魔界編は、あるいは、身の程を弁えることを放棄した愚かな男の物語なのかもしれません。けれどそんな湊斗さんの愚直に闘う姿に、村正信者たる管理人は胸を熱くしてしまうのでした。

…願わくば、彼の物語がもう少し長く見守れますように。…え?あれ以上描くのは蛇足?いえ、でもほら、オーリガさんとの出会いとか、その他色々気になる事は山積みですしね!

って、なんだか長々と語ってしまいましたが、そんなのは置いといて(えー)、陰義ですよ陰義!
後々のコマを見ると、上のコマの衝撃は武蔵さんの劒冑、武州五輪の陰義のようにも見えるのですが一体…。

◆双輪懸を行う!
鍔迫り合いを磁装・負極で脱した湊斗さんは、戦場を空に移して仕切り直しを図りますが…

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!?
…なんぞこれは!?
武蔵さんが地面を叩いたかと思うと、

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謎の衝撃波が空へと上り、更にはそれを武蔵さんが纏ってしまいました…。どういうこっちゃ…。

≪御堂。探査機能を信号探査から熱源探査に切り替えるわ≫
「有効範囲が狭すぎるのが難だが仕方ない」


熱源探査は、戦闘フィールドの狭い地上で補助機能として用いるのが本来の用途…だったかな?二編辺りで触れられてましたよね。
それはさておき、通常探査が効かないというのはどういうことなのでしょう。武蔵さんは砂塵でも纏っているのでしょうか。砂塵で身を隠して太刀筋を読ませなくするとか?

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この画像だけサイズを大きくしているので、クリックで拡大出来ます。
武蔵さんの取った戦法としては、砂塵で太刀筋を隠しつつ、指先同様に左で野太刀を捌き、右で相手を切りつける…といった感じでしょうか?なんとも狡猾な闘い方ですが、まずそもそも片手で簡単に野太刀を捌いている時点で、技の練度も膂力も生半可では無いことが窺えます。

≪この速度で甲鉄と甲鉄の隙間を切ってくるなんてっ!≫

Oh…。もっとやばかったか…。激突の一瞬で二刀をこうも器用に操るとは。

「問題ない。奴の二刀を破る術は奇しくも新陰流に既にある。警戒すべきはその陰義のみ」

と、湊斗さんは仰っているのですが、調べたところによると実際に柳生新陰流には二刀破りの技が存在するそうなのですが、その術理までは調べ上げることが出来ませんでした。次話以降、もしくは単行本で解説されるのを待ちたいと思います。

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上の画像の流れとしては、湊斗さんが脇腹を切られた直後に、地面が炸裂して衝撃が舞い上がる→そこを湊斗さん、もしくは武蔵さんのどちらかが通過(地面を炸裂させたのは武蔵さんのはずですが、現段階ではどういう意図かは不明)→武蔵さんが再度剣圧(金神ブーストがあれば不可能では無いはず)、または陰義?を炸裂させ、両者の間に衝撃や爆ぜた粉塵が昇る…といった感じでしょうか?

陰義の詳細が明かされていない以上、一連のアクションの意図はまだなんとも言えませんが、両者が騎航する軸線上の直下の地面を炸裂させたのは、こちらの戦形を相手から隠蔽する為…とか?しかし二度の炸裂の内、一度目に至っては隠蔽とはまるで関係無さそうですし、更に謎です…。

◆敵騎腹部に中度の損傷っ!?

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「我々のつけた傷ではない……だがっ」

武蔵さんの左脇腹に傷を与えたのは誰なのか。
考えられるのは十兵衛さんか雷蝶さんのどちらかでしょう。
直前に戦っていた雷蝶さんの仕業という可能性は高いでしょうが、個人的には十兵衛さん説を押したいところ。
というのも、

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≪胸部および腹部にかけ致命的損傷。修復可能ながら戦線離脱を進言す≫
「ならぬ!今こそ勝機──────奴とて同じ被害の程なればこそ」

三巻の十兵衛さんの回想によると、武蔵さんも十兵衛さんと同程度の深手を負っていることが窺われましたが、今回の話での武蔵さんの傷を見るに、十兵衛さんの言う"同じ被害"とは、傷の程度のみならず、損傷部位も同じという意味だったのでは無いかという線も考えられるんですね。

まぁ十兵衛さんから深手を追わされた直後に召喚されたとは言え、金神片を取り込んだ際に若返ると同時に傷が回復してしまった可能性もあるのですが、どうせだったら魔界編の元ネタの主人公でもある十兵衛さんが負わせた傷を、十兵衛さんの代わりに湊斗さんが、武蔵さん打倒の為に利用する…という展開の方が個人的に胸が熱くなると言いますか。

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十兵衛さんの回想といえば、この描写も今になって見ると武蔵さんの戦法、もしくは陰義の描写だったのかもしれませんね。

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さて、武蔵戦に戻ります。
野太刀を右左右と操って二刀を崩させましたが、これが件の二刀破りの技かはまだ不明です。
ただ、激突の一瞬で野太刀をここまで振り回すとなると、相手の構えは崩せても、敵本体に斬撃を浴びせる暇も無くそのまま間合いが縮まってしまいそうですが、

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どうやら湊斗さんの目的は相手は斬り付けることでは無かったようで──────

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「鉄床」

吉野御流合戦礼法 鉄床(かなじき)!
これをここで使ってくるとは!十兵衛戦での逆髪といい、渋い技までスポットを当ててくれるのがなんとも嬉しいですねw
ちなみに鉄床とはVFBによりますと、

敵の一打をかわして内懐へ踏み込んだ至近の間合いから、左手を相手の背に回すと同時に、右の拳を鳩尾(みぞおち)に打ち込む技。

だそうです。
…しかし直前の武蔵さんの余裕の表情を見るに、この戦い、もしかするとまだまだ前哨戦すら終えていないのかも?
以前から言われていた"兵法"とやらもまだ詳細が明かされていませんし………果たしてもつのか、湊斗さんの熱量は!?


コメント(2) 
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コメント 2

村正好き

感想お疲れ様です!
自分も武蔵の傷は十兵衛さんにつけられた説を押します!
それなら雷蝶閣下にあっさり落とされたのも万全ではなかったということで、一応納得できるし誰の株も下がりませんし。

しかしもうすぐ魔界編が終了してしまうと思うと、やはり寂しいものがありますね・・・

by 村正好き (2013-07-04 05:13) 

にしん

>村正好きさん
>それなら雷蝶閣下にあっさり落とされたのも万全ではなかったということで
なるほど。雷蝶さんクラスは十全な状態で挑まないとああなるという解釈はありですね!

>しかしもうすぐ魔界編が終了してしまうと思うと、やはり寂しいものがありますね・・・
恐ろしい時代がやってきますな…
劒冑フィギュアはまだですかね、MAXさん…
by にしん (2013-07-04 19:13) 

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